門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし これはあのとんちの一休さんで有名な室町時代の僧、一休宗純の有名な歌です。正月はめでたいけれども、また一歩死に近づいた。正月とはその通過点のようなものだという意味です。 正月早々何てことを言うんだと感じる ...
鳥獣戯画展
来年4月28日~6月7日に東京国立博物館(東京・上野)で京都・高山寺の鳥獣戯画展が開催されるそうです。鳥獣戯画は平安時代後期の僧、鳥羽僧正覚猷の作とされていますが、その後、別の人物が加筆したなど、さまざまな説があります。900年も前にこのような想像力豊かな絵が ...
除夜の鐘
年の瀬皆さまいかがお過ごしでしょうか。年末のお寺の行事といえば除夜の鐘ですね。今日は除夜の鐘についてお話したいと思います。 除夜の鐘はご存知の方も多いかと思いますが、108回撞きます。これは諸説ありますが、煩悩の数の108に由来します。ではなぜ大晦日に108回鐘 ...
供養とは?
供養とはなに?と聞くと人それぞれ違った答えが返ってきます。亡くなった人の冥福を祈る追善供養を思い浮かべる人が多いようです。私たち浄土真宗では亡くなった人だけではなく、ご先祖様など多くのご縁を大切に想い、阿弥陀さまのご仏前でお名号を称え、仏さまの教えに出会 ...
悲しみのなかにいる人々に、さらなる負担を与えない。お墓、永代供養のあり方…
千葉分院ではライフスタイルに合った新しい墓地を考えて提供していますが、その根本には「大切な人を亡くした悲しみのなかで、葬儀や墓地での経済的負担を与えない。」という考えがあります。今までのような大きな墓石と大きな区画面積を有し、経済的負担を余儀なくされる墓 ...